
「アーニャの正体ってなに?どんな過去があって今のアーニャになったのか知りたいなぁ。」
今回は、こんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- アーニャのプロフィール
- アーニャの正体
- アーニャの過去
- アーニャの出身地を考察
『スパイファミリー』に登場するアーニャの正体や過去などを知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
アーニャとは


アーニャは、ロイドの養子に選ばれた女の子。自称6歳で、頭につけている角のような帽子とコロコロ変わる表情が特徴的です。
養子となったアーニャは、父親のロイドと母親のヨルと一緒に暮らしており、名門校『イーデン校』の生徒として楽しい毎日を過ごしています。
アーニャのプロフィール・性格
情報 | |
名前 | アーニャ・フォージャー |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
年齢 | 不明(自称6歳) |
誕生日 | 不明 |
趣味・特技 | わくわくを求めること |
好きな食べ物 | ピーナッツ |
アーニャは、身長や年齢・出身地など、ほとんどのプロフィールが判明していません。唯一名前分かっているのは名前や好きな食べ物くらいです。
そんなアーニャは、好奇心旺盛でわくわくすることが大好きな性格をしています。
ロイドの正体がスパイだと知ったときは、わくわくしながら養子になりました。ロイドが仕事に出かけて自宅で留守番していたときは、「つまんない」と嘆き、ロイドの仕事道具を勝手にいじったことも。
よくアホなことをするアーニャですが、実は健気で努力家です。
嫌いな勉強をするときは文句を言いつつ頑張っていましたし、ロイドやヨルが困っているときは、困らせながらも必死に役に立とうと行動しています。
無邪気で子どもらしい一面と健気で必死に努力する姿を見て、「アーニャがかわいい!」と言っているファンがたくさんいます。
アーニャは人の心を読める超能力者


アーニャは、人の心を読める超能力者です。ロイドを一目見たときにスパイだと気付いたのは、ロイドの心を読んだためです。
人の心を読むとき、アーニャに「バチチッ」と、電流のようなものが頭に流れてきます。
ただ、超能力を自由自在に使えるわけではなく、アーニャ自身制御しきれていません。そのため。大人数がある場所にいくと、超能力が原因でくらくらしたり鼻血を出したりしてしまいます。
そのくらい、超能力を使うときは脳に普段がかかっているのです。
アーニャの超能力には弱点がある
アーニャの超能力は、「月に1度訪れる新月の日は能力が使えなくなる」という致命的な弱点があります。
実際、アーニャは中間テストを超能力でカンニングして乗り越えようとしましたが、テスト日が新月で能力が使えなくなっていました。ちなみに、中間テストの結果は223人中213位だったものの、赤点だけは回避しました。
研究者は、この現象を”えくりぷす”と名付けたようです。”えくりぷす”はギリシア語で「姿を消す・力を失う」という意味で、アーニャの超能力が「消える」ことを比喩して名付けられたと考えられます。
今でこそ新月の日は心を読む能力が使えませんが、成長して大人になると、ゆくゆくは弱点を克服するかもしれません。
アーニャの正体は「被験体007」


アーニャの正体は、「被験体007」という超能力者です。
”実験施設で偶然生み出された”とされており、施設の人間から「アーニャが超能力者であることをバレてはいけない」と言われています。
アーニャの能力や実験データを、他国やライバル組織などに奪われないようにするためでしょう。
「超能力者であることがロイドにバレる=ロイドは正体がバレていることに気付く」と考えたアーニャは、捨てられる、または殺されることを恐れて、自身の正体を隠しています。
アーニャを使って実験していたこと
アーニャは、施設で”勉強”を強制させられていました。
勉強の内容は明かされていませんが、危険な実験であることは明白です。「お絵かきをしたい」と伝えても幼稚なことだと否定され、アーニャが泣いていた描写が、それを証明しています。
アーニャは、”勉強”に耐えられなくなったのか、その施設から逃げ出しています。おそらく、超能力者として目覚めてから、被験体として様々な人体実験をさせられていたのでしょう。
アーニャ以外にも被験体はいる?
アーニャが「被験体007」であることから、アーニャ以外に少なくとも6人の被験体がいると思います。
ただし、他の被験体がアーニャのような超能力者なのか、それとも他の能力を持っているのかなど、能力の詳細は不明です。6人の被験体が生きている保証もありません。
今後のストーリー展開でアーニャの過去が明らかになったとき、6人の被験体の生死が判明するでしょう。
愛犬「ボンド」も被験体?


家族として一緒に暮らすようになった愛犬ボンドは、未来を予知できる能力をもっています。未来予知能力とアーニャの能力で、ロイドの危機を救いました。
そんなボンドも被験体の1体で、研究者から「8号」と言われていました。登場している人物の中にアーニャの過去に出てきた人物とそっくりさんがいることから、おそらくアーニャとボンドは同じ研究所出身だと思われます。
未来予知能力で自分に起こる悲劇を目の当たりにして、その未来から逃れるために逃げ出したのでしょう。
アーニャの過去


アーニャはロイドに養子として引き受けられるまでは、保護施設にいました。
どのような経緯で、アーニャは保護施設にいたのでしょうか。
アーニャの過去について紹介していきます。
被験体007として生み出された
アーニャは、とある実験施設にて、被験体007として偶然生み出されました。
そこで、お絵かきといった子どもの遊びを十分にさせてもらえず、”勉強”という名の実験を繰り返される毎日を過ごしていたアーニャ。
アーニャは、その境遇に、思わず泣いてしまうこともありました。
施設を逃亡して保護施設を転々とする日々
”勉強”に嫌気がさしたのか、アーニャはその実験施設から逃亡し、保護施設を転々とする日々をおくります。
逃亡してから保護施設を何度移ったのかは不明ですが、少なくとも里子には4回出され、施設も2回移っていることが判明しています。
ちなみに、里子としてアーニャを引き取った家庭は、「ウィリアムズ家・レブスキー家・ロッシュ家」の3家庭です。どの家庭も、最終的にアーニャを捨てています。
そんなアーニャに、転機が訪れます。
ロイドの子どもとして選ばれた
スパイの任務達成のために里子になるべく子供を探していたロイドは、アーニャがいる施設を訪れます。ロイドは読み書きができる6歳以上の子どもを推薦すると、保護施設のオーナーはアーニャを指名しました。
施設内で一番賢いと認めてはいたものの、心でいけすかないガキと思っていたオーナーは、「ロイドにもらわれてほしい」と願っていました。
ロイドは、年齢や身長・知力などを気にしますが、アーニャは超能力を使って、全て当てはまるように試行錯誤します。そして、無事アーニャはロイドの養子として受け入れられたのです。
【MEMO】
アーニャを養子にしたロイドの過去や本名、スパイになった理由についてを、以下の記事で紹介しています。


アーニャは本当の母親のことを覚えている


アーニャの両親について、詳しいことはまだ判明していません。しかし、アーニャが本当の母親のことを覚えていそうな描写がありました。
それは、1巻の第5話にて、ロイド,ヨル,アーニャの3人で学校の面接を受けにいったときのこと。
面接官の1人「マードック・スワン」は、美男美女のおしどり夫婦を見て虫唾が走り、ボロを出させようします。
両親の点数に関する内容になり、100点満点でずっと一緒にいたいと明言したアーニャ。その後、マードックはこのような質問をしました。
じゃあ 今のママと前のママ
どっちが高得点だ?
この質問に、アーニャは涙を流して「ママ…」とつぶやきました。これは、本当の母親のことを思い出したために涙したのでしょう。
とはいえ、涙した真相は闇のままです。
思い出したことが母親との良い記憶であってほしいですが、思い出したくない悪い記憶だった可能性も十分考えられます。
【MEMO】
アーニャの現母親であるヨルの正体や過去、ロイドとの恋愛関係については、以下の記事で詳しく紹介しています。


アーニャの本当の母親はどんな人か考察
アーニャの本当の母親に関する情報は、全くと言っていいほどありません。
ただ、アーニャが「わくわく」を求めたり冒険が好きだったりするところを見ると、アーニャの本当の母親も同様に冒険好きだったと考えられます。
一方で、母親がアーニャの超能力の実験をしていた張本人である可能性も。アーニャが本当の母親を思い出して泣いたのは、この考察の伏線になっているのかもしれません。
いずれにせよ、考察するための素材がほとんどない状態です。今後のストーリー展開から、母親に関連する描写が登場することを期待しましょう。
アーニャの出身地は?伏線・謎から考察


アーニャは年齢や身長など、様々なことが謎に包まれています。それは、出身地も同様です。
詳しいことは分かっておらず、出身地がどこなのか判明していません。出身地が分かれば、おそらく実験施設の場所も絞られると思われます。
アーニャの出身地はどこなのでしょうか?
『スパイファミリー』に隠された様々な伏線や謎から、アーニャの出身地を考察しています。
古語の読解が得意
アーニャは勉強が苦手で、学校のテストでも高得点を狙えません。テストの点数は0点~25点と、ほとんどの教科が壊滅的。
しかし、なぜか古語の読解だけは得意なのです。
それが分かるのは、『スパイファミリー』7巻の第43話。
ロイドがアーニャのテスト結果を確認したときです。
ロイドは、アーニャの絶望的な点数を見て驚愕します。しかし、古語の点数だけ41点と、目を引くものがありました。しかも、細かいスペルミスさえなければ、かなりの高得点を叩き出してたのです。
アーニャは特別古語の勉強に力を入れていたわけでも、他教科のテストで手を抜いたわけでもありません。〇✕問題でもないため、古語だけ点数が高いのはどう考えても不自然です。
この描写から、アーニャは出身地は古語を母語として日常的に使っていた可能性があります。
ピーナッツ好き
アーニャは、ピーナッツが大好物であることを何度も明言しています。学校で良い成績をおさめたときのご褒美に、ピーナッツ1年分を要求したくらいです。
ここまで何度も描いているのは、「ピーナッツとアーニャの出身地に関係性があるため」だと考えられないでしょうか?例えば、ピーナッツが出身地の特産品になっているなどが挙げられます。
アーニャは、出身地でよくピーナッツを食べていたからこそ、大好物になったのかもしれません。
アーニャとダミアンの関係性|恋愛に発展する?


ダミアンは、アーニャと同じ学校の生徒、同じクラスの男の子です。最初はアーニャに不信感を抱いて嫌がらせをしますが、グーパンチを受けてからアーニャを意識し始めます。
アーニャに恋愛感情を抱いているダミアンですが、肝心のアーニャはダミアンに嫌がらせをされていることから、良い印象を抱いていません。
また、アーニャはロイドの心を読んで「ダミアンと仲良くすることが世界平和につながる」と察していて、とりあえず友達として付き合っている感じです。
そのため、今のままだと恋愛に発展するのは難しいでしょう。
まずは、ダミアンがアーニャに対する嫌がらせをやめないことには、何も始まりません。いつアーニャに素直になれるか、期待です。
アーニャの声優は「種崎敦美さん」


アーニャの声は、声優「種崎敦美さん」が担当しています。
代表作は、『ノラと皇女と野良猫ハート』の明日原ユウキや『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のダイ、『魔法使いの嫁』の羽鳥チセなどが挙げられます。
まとめ
今回は、アーニャの正体や過去、出身地などを考察しました。
アーニャの正体は超能力者で、実験施設から逃亡した過去があったからこそ、ロイドやヨルに出会えています。
『スパイファミリー』のストーリー展開の鍵を担うアーニャ。果たして、どんな過去があって実験施設から逃げ出したのか、出身地はどこなのでしょうか。
これからのアーニャの言動に期待です。
関連記事
![]() ![]() ロイド・フォージャー | ![]() ![]() ヨル・フォージャー |
![]() ![]() アーニャ | ![]() ![]() ユーリ・ブライア |
![]() ![]() フランキー | ![]() ![]() シルヴィア・シャーウッド |
![]() ![]() フィオナ・フロスト | ![]() ![]() ダミアン・デズモンド |
![]() ![]() 店長 |