インスタ利用者「インスタで音楽を付けて投稿したいんだけど、著作権的にはどうなんだろう?」
今回は、こんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 音楽付きの投稿は著作権侵害になる?
- 著作権フリーの音楽はある?
- 音楽付きの投稿が消された場合の対処方法
インスタで音楽を付けて投稿した際の著作権侵害が気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。
インスタで音楽を付けて投稿するのは著作権侵害になる?
結論から言うと、インスタで音楽を付けて投稿するのは、基本的に著作権侵害となります。具体的には、YouTubeやiTunesなどで公開されている音楽などが挙げられます。
ただし、インスタ内の機能で公開されている音楽や、YouTubeなどで製作者が使用OKのサインを出している音楽については、使用しても著作権侵害とはなりません。
著作権侵害は、立派な犯罪です。
外部の音楽を使用するときは、使用しても問題ないかを確認するなどして、十分注意しましょう。
ちなみに、インスタのストーリーでTikTokの動画を無断転載している人もいますが、こちらも当然アウト。
著作権侵害になります。
著作権侵害について報告・通報されたらどうなる?
インスタで著作権侵害について報告・通報されると、対象の投稿が自動で削除されます。
著作権侵害は犯罪ではあるものの、インスタ内では基本的にこの程度で済みます。
ただ、何度も著作権侵害をすれば、インスタのアカウントが凍結される恐れがあるので、注意しましょう。
【MEMO】
著作権侵害について報告・通報されたときの対処方法などは、こちらの記事で紹介しています。
著作権侵害に関する警告は無視せず必ず対応しよう
もし、YouTubeやiTunesなどの音楽を使用して著作権侵害の警告が来た場合は、無視せず対応しましょう。
特に、著作権の持ち主から直接警告が来た場合は、必ず対応すべきです。 対応せず無視し続けると、アカウントの凍結だけではなく、損害賠償を請求されてしまう可能性もあります。
対応さえしていれば大きな問題にはならないので、投稿の削除を謝罪を徹底しましょう。
著作権フリーの音楽をつけてインスタに投稿しよう
音楽をつけてインスタに投稿したい場合は、著作権フリーの音楽を使いましょう。著作権フリーの音楽を利用する方法は、主に以下の4つです。
- 「インスタミュージック」を使う
- 「リール(Reels)」を使う
- 著作権フリーの音源を使う
- 自作した音源を使う
インスタで音楽付きの投稿をしたい場合は、どれかの方法を使いましょう。
①「インスタミュージック」を使う
インスタミュージックとは、ストーリーに音楽を付けられる機能のことです。
現在の収録曲数は、1,000曲以上。
今は少ないですが、曲数は毎日増え続けています。
最近だと、呪術廻戦のOP曲『廻廻奇譚』やBTSの『Dynamite』といった人気曲が収録されました。
ストーリーに載せた画像と音楽をマッチさせたり、スタンプ機能で歌詞を表示させたりと、使い方は様々。
ストーリーに音楽を付けたい場合は、インスタミュージックの使用がおすすめです。
【MEMO】
インスタミュージックの使い方や使用時の注意点については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
②「リール(Reels)」を使う
リール(Reels)とは、インスタ内でショートムービーを作成できる機能のことです。
秒数は、最大で30秒。
新規動画はもちろん、画像や動画を組み合わせて作成するなど、自由な使い方ができます。
イメージ的には、TikTokみたいなものだと思えばOKです。
インスタミュージックと違って、リールは投稿すると「リールタグ」として、プロフィール画面に反映されます。
ショートムービーを普段の投稿みたいにプロフィール画面に残しておきたい場合は、リールの利用がおすすめです。
【MEMO】
リール(Reels)の使い方や使用時の注意点については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
③著作権フリーの音楽を使う
ネットには、上記のような著作権フリーの音楽が集まったサイトがたくさんあります。これらのサイトにある音楽であれば、著作権侵害にならず、自由に使用できます。
曲ではなくBGMを付けて投稿したい場合は、この方法が便利でしょう。
YouTubeにある音源の使用は、基本的に著作権侵害になるので、気を付けましょう。
ただ、YouTubeの動画に「使用してもOK」と記載されている場合は例外です。著作権フリーとしての扱いになるので、インスタで使用できます。
④自作した音楽を使う
自作した音楽であれば、著作権は自分にあるので、著作権を気にせず投稿できます。
ただ、音楽を自作するのは非常に難しいので、曲作りの経験がない場合はあまりおすすめしません。
すでにある音楽やBGMを使う方が賢明でしょう。
インスタの著作権侵害に関するよくある質問
ここでは、インスタの著作権侵害に関するよくある質問を紹介しています。
音楽は著作権侵害に結び付きやすいので、こちらの確認もしておきましょう。
「ダンスのカバー」は著作権侵害になる?
「踊ってみた動画」といったダンスのカバーをインスタにあげるのは、厳密に言えば著作権侵害になります。
しかし、ダンスのカバーに関しては、著作権侵害をあまり気にしなくていいと思います。
なぜなら、『逃げ恥』といったダンス動画の投稿を許可するくらい、ダンスが広まるメリットの方が多いため。著作権所持者は、ダンスのカバー動画を放置しているケースがほとんどです。
ただ、気を付けるべきはダンスのカバーに使用する音楽にあります。
音楽は著作権侵害として扱われるので、インスタミュージックやリールなどを使って、著作権侵害を回避しましょう。
音楽をカバーして歌う場合は著作権侵害になる?
インスタで「歌ってみた動画」みたいな音楽をカバーして歌う動画の投稿をよく見かけます。
歌ってみた動画に関しては、基本的に著作権侵害にはなりません。
アコースティックギターと歌声だけで音楽をカバーすれば、好きな音楽を自由に歌えますよ。
ただ、カラオケ音源を使って音楽をカバーするのは著作権侵害になるので、使わないように注意しましょう。
ちなみに、歌詞の記載もOKです。
好きな音楽の歌詞を記載して、フォロワーさんにも好きになってもらいましょう。
まとめ
今回は、インスタで音楽付きの投稿をすると著作権侵害になるか解説しました。
インスタで音楽付きの投稿をすると、基本的には著作権侵害になります。
しかし、以下のような著作権フリーの音楽を利用する方法を活用すれば、著作権侵害を気にする必要はありません。
- 「インスタミュージック」を使う
- 「リール(Reels)」を使う
- 著作権フリーの音源を使う
- 自作した音源を使う
上記の方法を使って、著作権を気にせず音楽付きの投稿をしていきましょう。